令和の小学生は知っている! 『リフレーミング』って?

リフレーミング

こんにちは。
「笑顔と笑声(えごえ)の専門家」、オフィス Sunny Smile(オフィスサニースマイル)代表の若林みきです。

先日、所用のため小学校を訪れる機会がありました。そのときにたまたま通りかかった保健室の外の掲示板を見てビックリ! なんと『リフレーミングができるかな?』と書いてあるではないですか!

『リフレーミング』とは、1970年代にアメリカの心理学者である リチャード・バンドラー と ジョン・グリンダーが提唱した概念で、物事の捉え方や視点を変えることで、問題や状況に対する感情や反応を変える手法です。

例えば、あなたは好きな飲み物をコップに注いであった半量飲みました。残りは半分です。

あなたは、「もう半分しかない」と思いますか? 「まだ半分もある」と思うでしょうか?

このように、困難な状況を「失敗」として捉えるのではなく「学びのチャンス」として捉えることで気持ちをポジティブに変える「リフレーミング」は、心理学やコーチングなどでよく使われ、ストレスや不安を軽減する効果があります。

スタッフの育成指導に関わる方々や、モチベーションアップを図りたい若手の方々対象の研修でよくご紹介する『リフレーミング』を、子どもたちに伝えていらっしゃる(恐らく保健室の)先生がいらっしゃることに驚き、また成長過程の子どもたちにとっても身につけると良い手法だもんなぁと、一人、廊下でうなってしまいました。

私自身がすぐに「ネガティブ思考」「べき思考」に囚われがちになってしまうため、『リフレーミング』を使って、「同じ物事を違う側面から見ること」「別の角度から考えること」を心がけています。

例えばお客様からお叱りやご意見をいただいたとき、お言葉を真摯に受け止め改善に努めることが大切です。

しかしながら、理不尽な要求をされたときに「今日はあのお客様の体調が優れなかったのかもしれない」「ここへ来る前にとても嫌なことがあったのかもしれない」と考えると、少し気持ちが楽になりませんか?

「ネガティブ」から「ポジティブ」へ

はじめは難しいかもしれませんが、ネガティブワードをポジティブワードに言い換えるワークを通して、誰でもできるようになりますよ!

保健室の廊下に貼ってあった令和の小学生たちの『リフレーミング』を、一部ご紹介しますね。

目次

Let’s try! 「ネガティブワード」を「ポジティブワード」にしてみましょう。

・口が悪い → ??
・なれなれしい → ??
・がんこ → ??
・きつい → ??
・意地っ張り → ??
・うるさい → ??
・調子に乗る → ??

これらのワードを、あなたはどのように『リフレーミング』しますか?

小学生の字で書いてあった『リフレーミング」はこちらです。

・口が悪い → 素直
・なれなれしい → 物怖じしない
・がんこ → 意思が強い
・きつい → 凛としている
・意地っ張り → あきらめない
・うるさい → 活発、元気
・調子に乗る → ノリがええ

いかがでしたか? 

あなたは令和の小学生と同じ思考でしたか? それとも違ったご意見でしたか?

「凛としている」「物怖じしない」なんて素敵な言い換えですし、最後の「ノリがええ」は大阪の小学生らしくて思わず声を出して笑ってしましました(笑)

こんなふうに「ネガティブ」を「ポジティブ」に変えられたら、学校も職場も、子どもも大人も、楽しく過ごせそうですね♪

頭の中と心の中をポジティブにする『リフレーミング』ができたら、それを是非言葉にして周りの人たちにも伝えてみてください。きっとポジティブで明るい雰囲気が広がるはずです。

もちろん、あなたの素敵な笑顔とご一緒に♡

あなたの笑顔は、きっと誰かを幸せにしています。
今日も1日笑顔でお過ごしください ^ ^

“サービス業に従事する人とそのお客様を笑顔にする”ヒントをお届けする「Smile Message(スマイルメッセージ)」。お読みいただいたあなたのお役に立つことができれば幸いです。

オフィス Sunny Smile
代表 若林みき

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