職場でストレスを感じているのはあなただけじゃない!~ストレスと上手に付き合うコツ4つ~

こんにちは。「笑顔と笑声(えごえ)の専門家」、オフィス Sunny Smile(オフィスサニースマイル)代表の若林みきです。

4月の新年度スタートからもうすぐ半年が経ちますが、あなたの心や身体はお元気ですか?

毎年これくらいの時期になると、「ストレスケア研修」や「メンタルヘルスケア研修」のご依頼が多くなるような気がします。

厚生労働省の調査によると、「働く人の2人に1人が職業生活に強いストレスを感じている」そうで、そのストレスの原因は、「仕事の量」「仕事の失敗、責任の発生」「仕事の質」「対人関係(ハラスメントを含む)」が上位4つを占めます。(出典:厚生労働省「職場における心の健康作り」

また私たちは、酷暑などの環境、花粉などのウィルス、騒音、プライベートでの人間関係、体調など、職場以外でも様々な「ストレスを感じる要因」と接しています。

過剰なストレスを放置していると、自律神経失調症や生活習慣病などの身体疾患や、うつや不安症などの精神疾患を患う恐れがあります。

ストレス反応に気付き「メンタルヘルスケア(=心の健康)」に向き合うことは、会社にとっても個人としても、非常に重要です。

そこで今日は、あなた自身の心の健康を守り笑顔で働くための「ストレスと上手に付き合うコツ4つ」をお伝えします。

そのコツとは、①「考え方を見直す」、②「不安を行動で取り除く」、③「他者の力を借りる」、④「生活を整える」の4つです。

是非最後までお読みいただき、あなたに合った「ストレスとの付き合い方」を見つけてくださいね!

目次

①心も身体も頭も、柔らかい方が怪我をしない!
~「考え方を見直す」柔軟性を持とう~

あなたにはこんな考え方をする傾向がありませんか?

□ ひとつ上手くいかないときに「きっと何もかもダメだ」と結論づける
□「あの人に嫌われたに違いない」と思い込む
□「たくさんの良いこと」よりも、「ささいな悪いこと」に目が向く
□ 何事も白黒つけないと気がすまない

人は誰でも「考え方の癖」があります。それ自体は決して悪いことではありません。

しかしながら、何かが起こったときに「ネガティブな」決めつけ・捉え方をしていると、その出来事がストレスの要因になってしまいます。

「性格」を変えることは難しいですが、「考え方」を見直すことは比較的容易です。

例えば、雨が降ってきたとき、
「靴が濡れるから嫌だ」「じめじめして気持ち悪い」と捉えるのではなく、
「久しぶりの雨だから植物が喜んでいるな」「お気に入りの長靴を履こう」と考えると、
『雨』が鬱陶しいものから、ちょっと素敵なものになりますよね。

考え方をちょっとポジティブにするだけで、周りの人・コトもそれまでと違って見えますよ。

②インプットでは世界は変わらない!
~不安はアウトプット(行動)で取り除こう~

ストレス解消法に、「読書」や「映画鑑賞」を挙げる人も多いのではないでしょうか。

私自身も読書と映画鑑賞が大好きで、その時間が取れないことにストレスを感じる程です。

しかしながら、インプットの世界では知識が増えるだけで現実は変わらないのです。小さな「アウトプット」の積み上げが現実を変え、悩み・不安の解消につながります。

おススメなのは「話す」「書く」「運動する」ことの3つです。

「話す」のは「相談する」ではなく、「雑談する」でもOKです。

「書く」のは日記や手紙で、そのときの精神状態が文字に表れるのでPCやスマホへの入力より「手書き」の方が、私は好きです。

「運動する」ことは「大変そう」と敬遠しがちですが、「いつもの駅より一駅手前で降りて歩く」「床の雑巾がけをする」などできることからはじめて、運動した自分を大いにほめてあげてくださいね!

③あなたはきっと一人じゃない!
~他者の力を借りよう~

ストレスと上手に付き合うコツ3つ目は、「他者の力を借りること」です。
ぜひ、あなたにとっての「サポーター」の力を借りましょう。

例えば、
あなたが終電を逃した深夜、車で迎えに来てくれる人は誰でしょうか?
あなたが新しい仕事に苦戦しているときに、アドバイスしてくれる人は誰でしょうか?
あなたが何かに迷っているときに、選択しやすいような情報提供をしてくれる人は誰でしょうか?
あなたがどうしようもなく落ち込んでいるとき、ただ側にいてくれるだけでホッとする人は誰でしょうか?

今、あなたが思い出した人々が、あなたの「サポーター」です。

強いストレスを感じたとき、一人で思い悩む必要は全くありません。
素直に「助けて」と言える人との人間関係を、普段から大切に育むことが大切です。

上の例で、身近な人の顔が一人も思い浮かばなくても大丈夫です。

心が辛くしんどいときに相談できる窓口や場所が必ずあります。(働く人の「心の耳相談」:働く人の「こころの耳相談」|こころの耳:働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト

そしてあなたの心が軽くなったときに、今度はあなたが誰かの「サポーター」になれるといいですね。

④大事なのは「食事」「睡眠」「運動」!
~生活を整えよう~

「栄養バランスのとれた食事」「1日7時間以上の睡眠」「適度な運動の実践」

…「どれも分かってるよ!だけどできないんだよ!」というお声が聞こえてきそうですが、心身ともに健康を維持するためにはやはりこの3つが欠かせませんので、できることからはじめてみましょう。

□ 1日の食事の中に「まごわやさしい」を〇個取り入れる
  ※「まごわやさしい」=豆、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけ、いも
□ スマートフォンを枕元に置かない
□ 通勤時、早歩きで歩く

いかがでしょう?まだハードルが高いですか?

それならば無理せずハードルを下げて、あなたのできることからはじめてみましょう。

はじめたことが習慣になると、新たな発見があり、新たな自分に出会えるかもしれません。

「新しいことを始めるのは、面倒くさいことではなく楽しいこと」

そんなふうに考え方を変えて、笑顔で楽しみながら「生活を整えること」を意識してみてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
「ストレスと上手に付き合うコツ」を4つお伝えしてきましたが、あなたが「やってみよう」と思うものはどれでしたか?

ちなみに私は最近、「マインドフルネス」のアプリをダウンロードし、朝晩10分ずつの「瞑想」を日課にしています。

(※マインドフルネスとは、「今という瞬間や体験に注意を向けてそれをありのままに受け入れること」を意味する用語) 
まだ始めて1週間ですが、起きたときと寝る前に「今と向き合う」ことで気持ちが整い、穏やかな気持ちで活動、睡眠に入れるような気がします。(感情的になりやすいところがあるので…)

そのように、働く人が各々でセルフケアを実践することには大きな意味がありますが、企業にも従業員のメンタルヘルスケアに取り組むことが求められています。(労働安全衛生法 第69条)

「カスタマーハラスメント」が増加する現在、接客・サービス業に従事する皆さんのメンタルヘルスケアは必要不可欠です。

私どもでは働く人々の心の健康を守るため、「管理職向け」「一般職向け」と階層別に、定期的なメンタルヘルスケア研修をご提案しております。是非お気軽にご相談ください!

お客様と接する皆さまが、心からの笑顔で働くお手伝いができれば幸いです。

笑顔には、ストレスを緩和する効果もあります。
あなたの笑顔は、きっと誰かを幸せにしています。
今日も1日笑顔でお過ごしください ^ ^

“サービス業に従事する人とそのお客様を笑顔にする”ヒントをお届けする「Smile Message(スマイルメッセージ)」。お読みいただいたあなたのお役に立つことができれば幸いです。

オフィス Sunny Smile
代表 若林みき

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