「ありがとう」の一言が、笑顔を生む

こんにちは。
「笑顔と笑声(えごえ)の専門家」、オフィス Sunny Smile(サニースマイル)代表の若林みきです。

前回のブログでは、私自身がお客様の立場で出会った「素敵な店員さん」のお話をしました。
素敵な対応を思い返すと、改めて「ありがとう」という言葉が持つ力と、そこからつながる笑顔の連鎖について考えさせられました。
そこで今日は、「ありがとう」という言葉が持つ力について考えてみたいと思います。

目次

お客様からの「ありがとう」

お客様としてお店を訪れるとき、「感じがいいな」「気持ちが明るくなったな」と思う瞬間に、自然と「ありがとう」が口をついて出ることがあります。

それは、特別なサービスを受けたからではなく、「笑顔で迎えられた」「親切に声をかけてもらえた」──そんなささやかな瞬間です。

「ありがとう」は、最もシンプルで、最も心に響くほめ言葉です。
スタッフの対応に“人としての温かさ”を感じたときにこそ生まれる言葉。

その一言が、接客する側の大きな励みになるのです。
それを知っている私たちは、お客様の立場のときもたくさんの「ありがとう」を伝えたいですね。

スタッフ(接客者)からの「ありがとう」

接客する側からの「ありがとう」もまた、お客様との関係を柔らかく、心地良いものにしてくれます。

「ご来店ありがとうございます」
「お待たせしてしまい申し訳ありません。お待ちいただきありがとうございます」
「またお越しいただけて嬉しいです。ありがとうございます」

大切なのはその一言に、心がこもっているかどうか。

相手を“不特定多数のお客様”としてではなく、“一人の人”として大切に思う気持ちが感じられると、お客様の心には温かな印象が残ります。

接客は、感謝のキャッチボールです。
「ありがとう」を伝え合うことで、店内の雰囲気まで変わっていきますよ!

職場で交わす「ありがとう」

職場でも、「ありがとう」があふれている組織は雰囲気が明るく、チームの力も自然と高まります。

上司から部下へ:「報告してくれて助かった、ありがとう」
部下から上司へ:「フォローしてくださってありがとうございます」
同僚同士で:「手伝ってくれてありがとう」「気づいてくれてうれしかった」

感謝の言葉をかけ合うことは、相手を認め、信頼を深める第一歩です。
その積み重ねが、信頼関係を深め、働く意欲を育てていきます。

“言わなくてもわかるだろう”ではなく、“言葉にして伝える”ことで、職場の空気は確実に変わっていきます。

プライベートでも「ありがとう」を忘れずに

家庭や友人関係でも、「ありがとう」は魔法のように働きます。

家族に「いつもありがとう」と言うのは少し照れくさいかもしれません。
けれど、ほんのひとこと伝えるだけで、相手の表情がふっと柔らかくなる瞬間があります。

「お弁当作ってくれてありがとう」
「送ってくれてありがとう」
「今日もお疲れさま、ありがとう」

当たり前の日常にこそ、感謝の言葉を添えてみたいですね。
その一言が、あなた自身の心も温かくしてくれます。

まとめ

AIともスムーズに会話ができる時代になりましたが、人が伝える「ありがとう」には温度があります。

AIがどれほど進化しても、人の言葉にはその人の想いが宿ります。
それは、相手を思う心のぬくもりそのものです。

とはいえ、私はAIとのキャッチボールの最後に、つい「ありがとう」と入力してしまいます。
相手が人であってもAIであっても、“感謝を伝える”という心の習慣は変わらないのだと思います。

次回は、そんな“言葉の力”を改めて感じた出来事──ボランティアで司会を務めた日のエピソードをお届けします。
言葉が人をつなぎ、心を動かした瞬間を、ぜひ一緒に感じてください。

あなたの「ありがとう」は、きっと誰かの心を温かくしています。
あなたの笑顔は、きっと誰かを幸せにしています。
今日も1日、笑顔でお過ごしください ^ ^

“サービス業に従事する人とそのお客様を笑顔にする”ヒントをお届けする
「Smile Message(スマイルメッセージ)」。
お読みいただいたあなたのお役に立てれば幸いです。

オフィス Sunny Smile
代表 若林みき

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