こんにちは。
「笑顔と笑声(えごえ)の専門家」、オフィス Sunny Smile(オフィスサニースマイル)代表の若林みきです。
令和6年度新入社員として新しい一歩を踏み出されたみなさん、誠におめでとうございます!
今年もたくさんの新入社員のみなさんとの嬉しい出会いがあり…ひと言で感想を記すと、楽しかったです♪♪
日頃様々な内容の研修、セミナーに登壇させていただきますが、この時期の「新入社員研修」は特別感があります。
その特別感が何なのかというと、新入社員を受け入れる側のご担当者様の熱意や、新入社員のみなさんの緊張感とモチベーションの高さ、キラキラした眼差しに、こちらも「社会人の先輩としてできる限りのお手伝いがしたい」と普段以上の気合いが入ります。
また、「今の自分は新入社員のみなさんの前に出て恥ずかしくないか否か」を自分に問いかけるきっかけになり、自分を見直し、気持ちを新たにすることができるのです。
そのように特別感を感じられるのは例年のことなのですが、令和6年の今年、新入社員のみなさんとご一緒して「身についていない人が多いな」と感じたのは、『聴く力』です。
『傾聴』(相手の話に共感しながら耳を傾け、言葉の中にある事実や感情を積極的につかもうとする聴き方)については、また今度詳しく書きたいと思いますが、本日は、上司やお客様の話を聴くときにすぐに実践してほしい行動を4つお伝えします。
上司やお客様に限らず、誰かとコミュニケーションをとるときに行うべき「聴き方」4つ
思い出してみてください。
あなたが「話し手」として誰かに話をするとき、あなたの口はもちろんしゃべっていますよね。
では、あなたの目や耳はどうでしょうか?
あなたの目は、聞き手の表情やアイコンタクトがあるかどうか、うなずきなどの反応、相手も話したそうな仕草などを、常に見ています。
あなたの耳は、聞き手の返事や相づちがあるかどうか、その種類や声のトーンを常に聞いていますよね。
そのように、人は意識的か無意識的かに関わらず、聞き手の反応を見て理解度を確認しながら話しています。
さて、次に想像してみてください。
あなたが一生懸命話しているのに、聞き手が無反応だったらどう感じますか?
…とっても話しづらいですよね??
また相手が聞いているのか、理解してくれているのか不安になったり、場合によっては不快に感じたりするのではないでしょうか。
上司やお客様にそのような想いをさせないために、話を聴くときには次の4つを実践してください!
① 話し手の目を見る
② うなずく、首を縦横に振るなど、反応する
③ 「はい」と声に出して返事をする
④ 臨機応変なあいづちを打つ
まずは是非、身近な方と試してみてほしいのですが、
聞き手がじっと目を見たまま何も反応しないと、話し手は聞いているのかどうか分かりませんし、非常に話しづらく感じます。
「うなずいた=返事をした」と考えている人がいるようですが、「伝えた」と「伝わった」は違います。自分の気持ちは声に出して相手に伝えるようにしましょう。
また、あいづちがずっと「はい」だけだと、これも話し手はちゃんと聞いてくれているのか不安です。
「はい」以外に、「さようでございます」「おっしゃるとおりです」「私も同じ考えです」などのあいづちのレパートリーを使いこなせるようにしましょう。
それができるようになると、きっとあなたは相手に「聴き上手」だという印象を与えることができ、あなたが話し手になったときにもコミュニケーションが円滑に図れるはずです。
まとめ
上に記した4つを実践すべきなのは、新入社員のみなさんだけではありません。
上司のみなさんが部下の話を聴くときにも、接客業に従事する方がお客様の話を聴くときにも、行ってみてください。
そのように話し手が誰であったとしても、コミュニケーションを図るときに是非行動してください。
そしてこれらがビジネス上で有効なのは、接客・サービス業だけではありません。
営業、医療関連、行政関連など、どのような業種で働く人にも、今すぐ簡単に実践できて、きっと人間関係において良い影響を与えてくれます。
話の内容にもよりますが、そこに話し手と聞き手両方の笑顔が伴えば、お仕事の方もバッチリうまくいくはず!
今年社会人デビューしたみなさん、彼らを迎えるみなさん、これをお読みくださっているあなたが、毎日笑顔で楽しく働けることを心から願っています。
私どもオフィス サニースマイルが、その一助になることができましたら幸いです。
あなたの笑顔は、きっと誰かを幸せにしています。
今日も1日笑顔でお過ごしください ^ ^
“サービス業に従事する人とそのお客様を笑顔にする”ヒントをお届けする「Smile Message(スマイルメッセージ)」。お読みいただいたあなたのお役に立つことができれば幸いです。
オフィス Sunny Smile
代表 若林みき