「リビジット」で知識・スキルの定着率80%を叶える!

「リビジット」で知識・スキルの定着率80%を叶える!

こんにちは!
「笑顔と笑声(えごえ)の専門家」、オフィス Sunny Smile(オフィスサニースマイル)代表の若林みきです。

「CS5原則シリーズ」はお休みし、今回は研修の定着率80%を叶える「リビジット」と「エビングハウスの忘却曲線」についてお伝えします。

実は先日実施した研修の受講者のお一人から「若林さんのブログを読んで研修内容を復習しています」と、嬉しいお言葉をいただきました。

(念のためにお断りしておきますが、「私のブログで復習して」とは一切申していません!)

「リビジット」」とは、研修で学んだ内容を時間の経過とともに繰り返し振り返り再確認することで、知識やスキルを定着させ実践に繋げるための手法です。

私は研修終了時、受講者の皆さまにこの「リビジット」の重要性についてお伝えし、現場での実践を促しています。

先ほどご紹介した彼は、「テキストを読み返すこと」「分からないことや深掘りしたいことはネットで調べること」「講師のブログを読むこと」「それらを現場で実践すること」と、様々な方法でリビジットをしてくださっていたようです。

昨年「優秀社員賞」を受賞したとのご報告もあり、彼の努力が実を結びはじめたことに、私も嬉しい気持ちでいっぱいです。
このようにスキルと知識の定着を促す「リビジット」を、1ヶ月間に3回以上行うことが効果的であるという実験結果があります。

それが、「エビングハウスの忘却曲線」です。

「エビングハウスの忘却曲線」とは、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが1885年に発表した、人間の記憶と忘却に関する研究結果をグラフで表したものです。

そのグラフは「人間の記憶が時間の経過とともにどのように失われていくか」を示したもので、1ヶ月間何もしないと80%失われる記憶を、1ヶ月に3回の復習(リビジット)で80%定着させられる、と読み取ることができます。

このように1ヶ月間に3回の「リビジット」は記憶の定着に非常に効果的であり、そのタイミングは学習後24時間以内に1回、学習から1週間後に1回、学習から1ヶ月後に1回が良いとされています。

そうすることで、記憶の長期的かつ効率的な定着が可能となるため、学習効果(研修効果)を最大限に高められるのです!

Off-JT研修(座学での集合研修)後のリビジットの方法としておすすめなのは、次の4つです。

・研修資料を読み返すこと
・習得した知識やスキルの実践
・習得した知識やスキルのアウトプット(自分の言葉で他者に話すことや教えること)
・上司との振り返り(上司からのフィードバックを含む)

効果的なタイミングで効果的なリビジットを行うことで研修効果を最大限に高め、ご自身の更なる成長につなげてくださいね!

目次

まとめ

人は、良くも悪くも忘れる生き物です。

「忘れる」ことが自然なことだとしても、私たちには「忘れたくないこと」がたくさんあります。

例えば、あなたの大切な時間を使って学んだ知識や、自分が成長するため・人を喜ばせるために身につけたスキルは、忘れたくありませんよね。

記憶が徐々に薄れていくものであるならばそのスピードをなるべく遅くし、記憶をよみがえらせることができるのならばそのための努力をしたいものです。

今回は、知識・スキルの定着率80%を叶える「リビジット」についてお伝えしてきましたが、口角を上げた笑顔を保つことで表情筋の定着も叶えたいですね!

笑顔でいられる時間を長くするため、日々の仕事や生活を楽しみましょう♪

あなたの笑顔は、きっと誰かを幸せにしています。
今日も1日笑顔でお過ごしください ^ ^

“サービス業に従事する人とそのお客様を笑顔にする”ヒントをお届けする「Smile Message(スマイルメッセージ)」。お読みいただいたあなたのお役に立つことができれば幸いです。

オフィス Sunny Smile
代表 若林みき

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