こんにちは。
「笑顔と笑声(えごえ)の専門家」、オフィス Sunny Smile(オフィスサニースマイル)代表の若林みきです。
先日、「社会労務士認定講座」を受講してきました。
「研修講師」のお仕事は実は「研修実施」だけではなく、「覆面調査」や「面談」、「目標管理サポート」、「人事・報酬制度設計」と多岐に渡ります。
最近「人事評価制度」や「報酬制度」の設計に携わっているのですが、制度を作るうえで大切なのは「公平さ」や「納得感」はもちろん、『働く人が安心して力を発揮できる環境を整えること』です。
そのためには、法律や制度の基盤となる知識を常に最新の状態にアップデートしておく必要があると感じ、今回の受講を決めました。

法律知識は“堅いもの”ではなく“安心の土台”
講座では労働基準法を中心に、労働契約法や関連する各種制度について知識のアップロードができました。
なかでも印象的だったのは、最近の法改正に関する解説です。
労働時間の管理や休暇制度の拡充、育児・介護休業制度の改正など、働き方やライフステージに寄り添った法改正が進んでいることを改めて実感しました。
法律は「難しい」「堅苦しい」と思われがちですが、実際にはこれらのルールは「働く人の安心を守るための仕組み」です。
法律を理解することは単なる遵守のためではなく、「働きやすい環境をつくるための土台づくり」だと捉えると、とても前向きに感じられますよね。
学びを現場にどう活かすか
今後は、この学びを人事評価制度や報酬制度の設計に活かしていきたいと思っています。
「ハラスメント」や「メンタルヘルス」研修の需要が高まるなか、正しい法律の知識を学ぶことは、講師にとっても、受講者の皆さまにとっても大切なことです。
研修では、ただ制度の仕組みを説明するのではなく、「なぜその制度が必要なのか」「背景にどんな法律や考え方があるのか」を噛み砕いてお伝えすることで、受講者の皆さまの理解や納得感につなげていきます。
また法律の改正は、“現場の声”を反映したものが多くあります。
たとえば、柔軟な働き方を可能にする制度や休暇の充実は、企業の義務というよりも「働く人が自分らしく輝けるように」という社会全体の願いから生まれているものです。
そうした視点を共有することも、時代に沿った研修実施に欠かせないポイントだと感じました。
他協会の講師から得た気づき
今回の講座では、私が所属している協会とは異なる団体の先生が登壇されていました。
その教授法や進め方がとても新鮮で、学びの内容だけでなく「伝え方」という意味でも大きな刺激になりました。
事例を交えながら受講者に問いかけるスタイルは私も意識して行っていることではありますが、「もし皆さんの会社でこんなケースがあったら、どう判断しますか?」という問いかけは、自然と自分ごととして考えるきっかけになり、難しい法律を非常に身近に感じることができました。
異なる分野や他協会の先生に触れることで自分の中の引き出しが広がり、講師としての幅をまだまだ広げていけることを実感できたのも、今回の大きな収穫です。
知識のアップデートは、働く人の「笑顔」のために
法律の知識をアップデートしそれを現場で活用していただくことは、“働く人の安心”につながります。
安心できる環境が整えば、人はもっともっと力を発揮できる。
そして、その積み重ねが働く人の笑顔につながり、企業や組織の成果にも結びついていく。
私はその橋渡しのお手伝いをしたいのだと、今回改めて気づきました。
これからも学びを続けながら現場に寄り添い、働く人と企業の双方が笑顔になれるような制度設計や研修を提供してまいります。

知識を磨き続けることは自分の未来を拓くと同時に、周りの人の安心や笑顔を生み出す力になります。
あなたの学びも、きっと誰かの笑顔につながっています。
あなたの笑顔も、きっと誰かを幸せにしています。
今日も1日笑顔でお過ごしください ^ ^
“サービス業に従事する人とそのお客様を笑顔にする”ヒントをお届けする「Smile Message(スマイルメッセージ)」。お読みいただいたあなたのお役に立つことができれば幸いです。
オフィス Sunny Smile
代表 若林みき


